帝光 紫→黒
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「黒ちんは何味かな?」
「ふつーに、今は汗だと思います」
練習中。汗だくになった顔をタオルで拭きながら黒子が答えると、紫原はうーんと唸った。
「なんか苦そうだし、辛そうでもあるし、しょっぱいとも違う気がするし」
うーんとまた唸り声を上げる。
黒子の発言など聞いていないようだ。
「でもきっと後味は甘いんだろうなぁー、あ、変わる味タイプかなぁ。不思議だよね、あれ」
「……」
「黒ちん?」
「ああ、そうですね。変わる味は面白いですよね」
「だよね〜」
同意を得られて嬉しいのか黒子の頭をわしわしとかき混ぜ始めた手を、黒子はぱしんと容赦なく叩き落とす。
「やめてください」
「アララ〜、怒った?」
「イラっとしました」
「ごめーん」
「もう、先に行きますね」
ボールを取りに行く黒子を見て、紫原はやっぱりと溢す。
「食べてみたいなぁー」
最初の一口はゴムみたいな味がして不味そうだけど、食べてるときっと苦かったりしょっぱかったり辛かったりすっぱかったりして、最後はきっととろけるくらい甘くなるんだろう。
口にしたことなんか無いけれど、いつもその甘さは感じている。
「紫原君、」
ほらまた、ほわりとした甘さに頭が痺れる。
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冷たくされた(紫原基準)後優しくされて(紫原基準)幸せ(?)に浸る紫原君な話
「わたあめ」とテツ君を評す彼はきっとテツ君を食べる気←