どんな状況かは聞かないであげてください

ほんのり微かに暗め

 

 

 

 

 

 

 

**

 

 

 

 バカだなって、思った。

「バカだよ。お前……」

 そのままそれは口から出たけれど、コレットは笑って応えた。

「えへへ……、そだね。わたし、バカだね」

 視界がぼやけた。

「……んと……バカだよ……」
「えへへっ」

 影が滲む。
 笑うコレットが、目に見えない涙を流してて、オレの目から意味の無いものが溢れた。