現パラ
ゼロスの部屋にて
ゼロ→ロイ風味

 

 

 

**少し、雨宿り

 

 ポタポタと、不規則に雫が落ちるのを部屋の窓から眺め見る。
 さっきまでザアザア音を立てて降っていた雨は止んだようで、今は稀に落ちる雫の音が微かにするだけだ。
 うっすら光も差し込んでいるから、天気予報通りに晴れになるんだろう。

「ん……」

 もぞりと、ゼロスの隣で寝そべっていたロイドが身動いだ。
 目は閉じているから、まだ眠っているのだろう。
 雨が止むまで、との約束だったけれど、

「もう少し、寝てろよ」

 安らかな寝息を立てるロイドに、聞こえやしないだろうけれどそう言った。