「ゼーロスっ」

 最近、ゼロスには思うことがある。

「こっ……コレット、ちゃん……?なにかな?」

 にっこりと天使の微笑みを浮かべた天使からお願いされる。

「この世からゼロスって存在を消してくれる?」

 天使という生き物は総じて悪魔なんじゃないかって。

 

 

「一応聞くけど……なんでかなぁ?」

 ひきつる笑顔で尋ねれば、

「え〜と。目障りだから、かな?」

 ……すっげぇかわいい笑顔でそりゃないっしょ。

「ゼロスがどうしてもっていうなら、私も手伝うけど……。とりあえず向こうに見えるあの崖から飛び降りてよ」
「それって自殺しろって言ってますヨネ」
「えへへ〜」

 えへへって、間違っても言う場面じゃないよな?違うよな!?

「おーい。二人ともー」

 豆粒のような赤が赤い棒(たぶん腕だろう)を振っている。
 ロイドだ。

「今行くよー!!待っててね、ロイドーっ!」

 片腕を振って向こうに合図したコレットちゃんは振り向いてオレに言う。

「ロイドを苦しめる奴は許さない。苦しめた奴も赦さない」
「……そりゃ、お前だってそんなかにはいんだろ」

 ちょっとムカッときてそう言えば、そうだねと笑顔で返される。

「だから、ずっと、一緒にいるの」

 

 そんな酷い事に、なぜか共感できる気がして反吐がでそうになった。

 

 

 

 

 

 

*酷い絵の漫画にうpしてた元