**晴れの日

 

「今日は晴れるかな?」

 暗い雲が空を蔽っているのを見てロイドがそういうと、コレットはきょとんとした。

「えっ?」
「……えぇ?」

 それに驚いて目を丸くしたロイドにコレットは慌てて誤魔化すように手を振った。

「あっ、ご、ごめんねっ!そだね、晴れるといいね!!」
「いや、別に晴れなくてもいいんだけど」
「あっ、はは、は、そう、かぁー……」

 明らかにおかしな態度をとるコレットにどうしたのかと問うと、恥ずかしげに答えた。

「あの……ね、ロイドの笑顔って、あったくて、きれいで、元気をくれてね、その……だから、」

 お日様が出てると思ってた。
 言ってコレットは真っ赤にほっぺたを染めたけれど、ロイドには意味がわからなくてただ、「ふーん」とだけクールに返していた。