**愛の伝え方

 

 

 ありきたりの言葉は飽きたから聞きたくないと言ったロイドに向かって、それならばと思い付いた台詞は長ったらしくて、それこそ聞いてるロイドは意味を理解する前に聞くことに飽きてしまうだろうと思った頭が良い上に恋人想いなオレ様はとびきりの笑顔を作って言ってやった。

「その鳶色の――以下省略っ」
「はあっ!?」

 なんだよそれとロイドの口から飛び出る前に口を塞げば伝わりますよね?
 別に誰に聞いたわけでもないからその返答は勿論なかった。