**宣戦布告とみなします

 

「っだーっ!もう離せよ、うぜぇって!!」
「そんなこと言わないでよ〜」

 大丈夫かな?
 コレットは遠目からその様子を見ていた。

「暑苦しい!」
「暑苦しいのはロイド君でしょー?」
「そう思うならひっつくなよ」
「ぇえ〜。ロイド君の熱いハートでオレ様を暖めてよ……なんてな、でひゃひゃひゃひゃっ」
「耳元で笑うなよ!」
「ロイド君こそ怒鳴んないでよ」

 騒ぐロイドとゼロス。
 なんだかとっても気になって、ハラハラとその様子を見ていたがふと、ゼロスと目があった。
 なんだろうと思いながら、コレットはとりあえず笑いかけた。
 返ってきたのは笑み。
 口端をあげ、笑っているのに笑っていない目。
 ちくり。
 胸が痛んだ。
 それと同時に、胸の中で火が点いた。