「ロイド、触って……」
そっと重ねられた手に促され、ロイドの手はコレットの足の間に導かれた。
柔らかい、肉の感触が指先に伝わる。
「もう少し、奥……」
くっ、と手を引かれ、肉の割れ目に沿って股下に潜り込む。
ビックリするほど柔らかい肌の上を這うように進んでいくと、その指が滑った。
「っん」
コレットが小さく身動いだ。
「ぅわ……」
ロイドは思わずもう一度ソコに指を滑らせた。
「っぁ」
くちゅりと小さな水音を立てて、つるりと面白いくらい柔肉の上を指が滑る。
「ぁの、ね、ロイド」
呼ばれて、ロイドはハッとなった。
コレットの、ソコの感触が気持ちよくて、すっかり今自分が何をしていたのか、されているのかを忘れていた。
弁解する前に、コレットは微笑んだ。
「きもちい?」
同じ笑顔なのに、いつものコレットとはどこか違うように見えた。
――ドキドキする。
ロイドは少し躊躇ったが、正直に答えた。
「…………きもちい」
自分は何をやっているのだろう。
コレットに促されるままにここまで来てしまったが、一体何を――。
「ココね、濡れてるでしょ?」
きゅっと握られた手がまたソコに押し付けられる。
ぬるぬると滑るソコは確かに何かに濡れていた。
「ほんとはね、きもちいいって感じるとこうやってべちゃべちゃになっちゃうとこなんだよ。けどね、わたし、ロイドが大好きだから、ロイドのこと考えるだけで濡れちゃうの」
恥ずかしげに頬を染めたコレットは続ける。
「わたし、ロイドが思ってるよりいやらしいんだよ」
すっと、握られていた手が離されたが、ロイドがそれに気付いたのは己の下半身にその手が触れた時だった。
「っ!」
ズボンの上から圧迫されたソレ。
思わず身体が跳ねた。
「ロイド、知ってるよね?ロイドのココも、きもちいいと濡れちゃうの」
「ぁ、ゃめ……っ」
指先で円を描くように撫でられビクビクと反応する身体は普段と違っていた。
ほんの少しの動きが快感に変わる。
怖いくらいに、きもちいい。
「苦しい?ロイドのココ、おっきくなってる……」
「ぁ……わっ」
「きもちい?」
ぞわぞわと走る快感に身を捩る間に、コレットはズボンの中に手を差し込んだ。
「っ!」
布一枚分の隔たりがなくなっただけで、また違う快感が走る。
「……またおっきくなったね」
「ぅっ……く」
緩く立ち上がった雄を撫でられ、思わず息を詰める。
「下着も脱いじゃおうか。その方がロイドもいいでしょ?」
「っあ!」
するりと隙間から手を差し入れ、直に手がソレに触れた。
緩く捕まれ、先端に指が這う。
「濡れてるね」
にこりと笑ったコレットが何故か怖く見える。
「ぁっ……こっ、コレット……」
「ねぇ、ロイド。脱いでくれる?」
頷けるはずがない。
「むっ、むりっ、だ」
「どうして?」
こてんと首を傾げたコレットはゆっくり手を動かし始めた。
「ゎ、あっ、や」
「どうして?」
「だ、ぁって……あっぅ」
こんなのおかしい。
声に出したいのに、できなかった。
「はっ、ふ……ぁ……」
「……じゃあ、私が脱がせてあげる」
「あ、ゃ……っ!」
するりと熱が自身から離れ、思わず追うように身を捩った直後。ロイドは羞恥に顔を赤く染めた。
自分は今、何を――。
「っコレット!」
考える暇もなく、音を立てて外されるベルトに意識が戻る。
「だめっ、だめだってっ!」
「だから、どうして?」
悪びれもなく、コレットはにこりと微笑んだ。
「ロイドだって、気持ちよくなりたいでしょ?だから、止めないんだよね?」
「なっ!」
ズボンの前が寛げられ、下着を押し上げるソレが目に映る。
「そんなこと……っ」
「うそ」
「ぁ、っあ」
形をなぞるように指先で撫でられゾクゾクと震える身体。
「だって、ロイドの手は自由なんだよ?ほんとに止めて欲しいなら、わたしの手を取ればいいんだよ?」
「ふっっぁ……はっ」
手のひらで押すように揉まれ熱が溜まっていく。
「気持ちよく、なりたいんだよね?」
ドクドクと心臓が鳴り、息があがる。
「っひあ!」
ついに下着が引きずり下ろされ、擦れたソレはより硬度を増して露になった。
「ほら、すごい濡れてる」
テラテラと濡れ光る先端。
コレットに見られていると思った瞬間反応したソレに頭がおかしくなりそうだ。
「……早く、欲しいな」
そっと竿をコレットの柔らかい手が握った。
「あっ、こっ、これ……っひ!!」
ビクンと跳ねたロイド。
「やっ、め……なにっ!?」
「ねぇロイド」
ぴちゃりと音が鳴る。
赤い舌が先端を丁寧に舐め、溢れる液体を啜っている。
「あっ、あっ、ああっ!」
「ロイドがイクところ、見てみたい」
やわやわと睾丸まで揉まれ、射精を促される。
ぬめり、生暖かく柔らかな舌の感触。
掛かる吐息に、敏感な性器はビクビク反応する。
今までにない、快感。
「あっ……ひっは、ぁううっ!」
「きゃ……っ」
堪らなく、射精した。
「ぁ……、ごめ……っ!!」
吐き出した精はコレットの顔をドロリと汚していた。
口でされていたのだから当たり前だろうが、今更それを実感した。
「……いっぱい、出たね」
白濁に濡れた顔で笑むコレットに、これ以上無く顔が熱くなる。
信じられない、汚い、綺麗、恥ずかしい、綺麗、怖い、恥ずかしい、汚い、気持ちいい――。
なにを思っても渦を巻くように混ざって上手く整理できない言葉にできない、わからない。
「ねぇロイド」
いつもと変わり無い呼び掛けに、返す言葉が見つからない。
小刻みに震え、コレットを見つめるロイドにコレットは変わらない笑顔を向けた。
「今度は私も気持ちよくしてね」
――長い、長い夜が始まった。
終了ですよ^^