**後で鏡を見たら顔が真っ赤だったなんて気のせいだ
「ロイド君は、さ。コレットちゃんのことが好きなんだよね」
「?あぁ。好きだけど」
それがどうしたんだと、いきなりなんだよとその鳶色の瞳が言うのはもう解りきっていたことだけれども、溜め息がでる。
「なんだよ。ゼロスだって好きだろ?」
当たり前のように、答えを応えてくると思ってるのはたぶん悪いことじゃないんだろうけど、オレ様にとっては信じられない行為の一つだからなのかイラリと胸が疼く。
「安心しろよ。コレットもお前のこと好きだし、オレだってゼロスのこと好きだぜ」
だからそんな顔すんなってと言われて頭をくしゃりとかき混ぜられた。
そんな顔ってどんな顔だよとか、検討違いもいいところだこの馬鹿だとか思ったけれど、同時に何故かものすごく居ても立ってもいられなくて、ドアノブを引いて大袈裟に笑った。
「オレ様、愛されてるぅ〜」