*心臓が跳ねる瞬間*

 

 

「普段は隠されている肌。それがこう、チラリと見えればかなりぐっとくるもんなのよ。おわかり?」
「わかんねぇ」
「わかれよ」

 そう言いながらオレの傷を治癒術で癒すゼロスは笑った。

「で、要するにお前は今欲情してるのか?」
「……ご名答」

 元々浅かったけれど、ほとんど傷口が塞がった脇腹と足に唇を落とされて、さっきとは違う笑みを浮かべて笑われた。