*嘘は言い慣れてる 「ごめんな」 申し訳なさそうにそう言ったロイド君の頬を殴り飛ばしたくなったのは、その直前に言われた事が原因なのは痛いほど分かったけども、何故なのかは分かりたくなかったし、認めたくなかったから嘘に嘘を重ねて嘘をついた。 「オレ様はべっつにぃ?ロイド君ったらなーに考えてんの〜。まぁ、アレだ。しいなが浮気したいーっていったらオレ様も断れないけどなぁー。でひゃひゃひゃひゃ」 勝手に勘違いしている顔を、オレは背中を向けて極力見ないようにした。