「      」

 ぼそりと呟かれた言葉を耳にしたのはコレットだけだった。

「えっ?クラトスさんのこと?」

 と、驚いたように問いかけられたゼロスこそ、まさか独り言が会話に発展するとは思わなかったから驚いた。

「聞こえた?」
「うん」

 いや、でも、深い意味は無いのだと作り笑いで、それでもやっぱり少し小声で言えば、心優しい天使はほっと息を吐き、安堵の声を漏らすと思ったが、予想外の言葉をふわりと笑いながら放った。

「でも、わたしも、そう思うよ」

 

 

**嫌い嫌い大嫌い。アンタなんか死んでしまえばいい