「コレットちゃ〜んvv」

 くるりと振り向いた天使はにこやかに答えた。

「うるさいから黙っててくれないかなぁ?」

 

**しばらくベンチ入り

 

 ゼロスは固まった。
 笑顔を張り付けたままコレットは続ける。

「ごめんね、ゼロス。でもね、ほんと今、ゼロスがすごくムカつくからね、自業自得と思って諦めてくれないかなぁ?」

 もし、グランドクロスでも受け取ってくれるならちょっぴり気が晴れると思うんだけど……。
 少し恥ずかしそうに伺いたてるこの姿と、それに見あった台詞なら二言で承けたけれども残念ながら恐ろしい話だったから返事にタイムラグが生じた。
 その数秒の内に、光の雨が頭上に降り注いだ。