**赤いはロイドは赤い

 

「ロイドさん。待っててくださいね」

 なにをという言葉が喉まで出かかっていたかもしれないけれど、ほんとにそうだったかはもうわからない。
 重ねた唇を離したら顔まで赤くなったロイドさんがいた。