別に続いてる訳ではないです←

 

**平和である2

 

「ああもうっ!!ロイドの馬鹿!!!!」
「なんだよ!!悪いかよ!!」
「ふっ、二人ともやめようよぅ!!」

 正直、互いに下らないなとは思ったけれど、売り言葉に買い言葉。
 二人のやりとりは明らかにエスカレートしていた。

「そんなこと言うならもう宿題手伝わないよ!!」
「いいよっ!別にお前に見せて貰わなくたってコレットに見せてもらうからな!!」
「えっ、わたし?」
「だからロイドは馬鹿のままなんだよ!!」
「馬鹿だって生きてけるからいいんだよ!!」
「ばかっ!!!!」
「えっと、ロイドっ!!!!ジーニアス!!!」

 コレットの珍しい大声に二人は驚き思わず身を竦めた。

「!な……なに?コレット」
「ど、どうした?」

 たじたじと様子を窺うと、コレットは息を整えて、笑顔を作った。

「とりあえず、お昼食べよ?」

 わたし、お腹減っちゃったと恥ずかしげに笑むコレットの様子に二人は吹き出した。

「そうだな。昼、食べるか」
「そう言えば、もうそんな時間だったんだね」

 笑う二人を見てコレットもほわりと笑う。

「えへへ」

 ふとロイドはジーニアスに向き直った。

「ごめんな、ジーニアス。やっぱ、オレが悪かった」
「ロイド……。ううん。ボクこそ、ごめん。ついロイドに感化されて熱くなっちゃったよ」
「なんだよ。結局オレが悪いのか?」
「そんなこと言ってないよ」
「そうか?」

 若干不満そうな声を上げるロイドにジーニアスがぷっと笑い、釣られたかのように可愛らしい笑い声を上げるコレット。
 そんな二人を見てロイドもまた笑い声を上げた。

「行こうぜ!」
「うん!」
「って走ってくのっ!?」

 子供達が笑い声の聴こえるイセリアは今日も平和である。