現代パロ

おけ?

 

 

**君と一緒なら

 

 ガタンガタンと揺れる電車に揺られて、ロイドとゼロスはぼんやりとしていた。
 平日の真っ昼間だから人は少なく、数えるほどしかいない。
 何故そんな時間にこんなところに生徒、学生がいるかなんて理由は簡単だ。
 エスケープ、いわゆるサボり。

「……どーすんだよ」

 なかば強引に学校から連れ出されたロイド。
 授業自体は嫌いだからいいけれど、問題は、説教をくらうのは確実に自分ということだ。

「どーしよっか」
「お前なー」

 ケラケラと笑いながら言うゼロスに呆れたロイドは足を投げ出した。
 人も少ないし、迷惑にはならない。

「どこいくつもりだよ」

 さっき買った切符は一番安い切符だったのに、早くも三駅を越えている。
 いったいどこに行くつもりなのかもそういえば聞いていないことに気づいてゼロスを窺うと、物凄く珍しいことに穏やかに笑っていた。

「どこまでも」

 その口からは冗談にしか聞こえないことしか出なかったけど。