**どんくらい?と聞かれましたから

 

 深く深く、息をしてるのか怪しくなるほど長く深く口付けて、より近く深くで感じたくて引き寄せて絡めた舌と身体。
 ゆっくりと放して、最後に頬に軽口唇を落とした。

「ロイド君顔真っ赤ー」
「ぅ、ゆひゃひっ!!」

 ロイドにはまだ早かったかと思いつつ、いつものように広く開いた額に軽く口付けた。

「で、わかったかな?オレ様の愛」
「……わかった気もする。けど、やっぱわかんねぇ」
「なによそれ」

 少しばかり大袈裟に肩を落としたら、ロイドが軽くオレの髪を引っ張った。

「わかんないから、もう一回してみてくれよ」
「……なによそれ」

 見ればまだ顔の赤いロイドが、挑むような顔で見据えていた。
 なんだかなぁと思いつつ両手でロイドの頭を挟んだ。

「一回なんてもんじゃ、たりないっつーの」
「えっ、やだよっ!!苦しいしなんか変な感じするから一回でじゅ……」

 

 最初にどんくらい好きなのか聞いてきたのはそっちなんだから、黙って感じてりゃいいのと、解放した後に言ったら殴られた。