現代パラレル

オケ?

 

 

**お買い物

 

「また赤い服?」
「いいだろ」

 ロイドが手にとった服を見てゼロスはおおきく首を振った。

「いーや。確かにねぇ、ロイド君に赤色とっても似合うけどさぁ、たまにゃあ別の色にしない?」
「黒なら持ってる」
「そーじゃなくてね……たとえば……」

 言って、ゼロスが取ったのはピンクと深緑のチェックが主体のパーカーだ。

「こんなのとか」
「えーっ、似合わねぇよそんなの」
「着てみなきゃわかんないでしょー?」
「わかるっ!似合わないっ!!」

 断固反対の姿勢を見せるロイドはふんと顔を反らした。

「ロイドくーん、そんなんで意地張られてもオレ様困るー」
「意地なんか張ってないっ」

 見るからにプリプリと不機嫌なロイドのそれを宥めるのもどうかと思い、どうするものかとゼロスは天を仰いだ。
 ――二人の買い物はまだまだ長引きそうだ。