ヤんでるゼロス君

死んでないけど、ギリギリなロイド君

 

オケですか?

 

 

 

 

 

 

**今なら、まだ間に合うよ

 

「ねぇロイド君、選んで」

 床に蹲るロイドにとびきり甘い声で尋ねる。

「オレか、アイツか」

 どこを見ているのかわからないロイドに、自分の方がいいよと言い聞かせる。

「オレの方がアイツなんかよりお前を大切にするし、優しくするし、愛してるよ」

 自分より柔らかい頬に手を添えるとひくんと反応した。

「かわいいなぁ、ロイド君は……」

 大好き。
 そう言って抱き締めたけれど、か細い吐息しか返ってこなかった。