ロー↓テンション↓


エス→ユリです



そんなに
エスユリ
じゃないけどエスユリ表記




オケですか?







**なにをしようとも




「ユーリ、好きです」
「んー、そうかそうか」
「ユーリ、好きなんです」
「はいはい、よかったな」
「ユーリが、好きなんです」

 適当にあしらうつもりだったが、いい加減しつこいエステルにため息を吐いた。

「エステル、そりゃきっと勘違いだ」

 エステルの澄んだ翠瞳に合わせるとその目が一瞬揺らいだ。

「……そんなこと、ないです」
「いや、勘違いだ」

 握った拳で自分のスカートをぐしゃりと丸めている彼女には悪いがキパリと言った。

「今まで、お前の近くに似たような年頃の男がいなかったから、錯覚してんだよ。お前はオレを確かに好いてるかもしんねぇけど、それはお前が言ってる『好き』とは違う」
「どうしてそんなことがわかるんです?」

 眉を吊り上げたエステル。

「ユーリはわかってないです。私、ほんとにユーリが好きなんです。誰に向ける好きとも違うんです」
「気のせいだ」
「じゃあっ!」

 不意を突かれて抱き着かれた身体は、もともと座っていたせいもあって簡単に上半身も床に転がった。

「っエステル!」
「この気持ちはなんだと言うんです?」

 再び不意をつかれて重なったその感触に驚くも、ぐっと肩を掴んで引き離した。

「エステル、退きな」
「嫌です」

 振り払えば簡単に自分の上に乗っかったエステルを転がす事は出来るだろう。
 しかし、そんな手荒なこと……

「ユーリはわかってないんです」

 考えている内に、エステルの手が動いた。

「っ、おいおい。お前、なにしてんのかわかってるのか?」
「……わかってる、つもりです」

 下肢の布が剥がされようとしている。
 流石に、これ以上は駄目だ。

「……わりぃ、エステル」
「えっ、きゃあっ!」

 思っていた通り、少しばかり力を入れ突けばエステルは簡単に転がり落ちた。

「おいたはここまで」
「……」

 オレは立ち上がり背を向けた。

「先、行ってるぞ」
「……私、諦めませんから」

 言われた台詞は聞こえてないふりをした。