付き合ってる二人
分かりにくい嫉妬をついしてしまう彼
**敵わぬ空色を見ては乱れる心
「今日も青空か……」
天気の良い、正に快晴という日和にデュークはむすりと言う。
「いいじゃねぇか、洗濯物も良く乾くし、外にも気兼ねなく出れるし」
雨だと室内でくさるしかないユーリは嬉しそうに言ったが、デュークは益々不機嫌そうにむくれた。
「なーにが不満なんだよ」
皺の寄ったデュークの眉間をぐりぐりと押し揉むユーリの手を払いながらデュークはフンと鼻を鳴らした。
「強いて言えば、お前がそう嬉しそうにしているのが気に入らない」
「なんで」
「……」
「おいデューク?」
「……」
黙したままのデュークの答えをユーリが聞くことは無かった。