**気にしてたら謝るけど先にお前が謝ったらな

 

「ほんとお前白いな」

 肌も髪も真っ白の、少しばかり不健康に見えるデュークにそう言ったら、珍しく目に見えて不愉快そうに顔を歪められた。

「以前から言おうと思っていたが……」
「うん?」

 なんだと先を促すと、デュークは肩にかかる白い束を一房掴み、

「これは、銀だ」

 白ではない。と訂正を入れた。

「変わんないだろ」

 実際に銀よりも白に近く見えるそれにそう言えば、

「…………私は白髪ではない」

 ふんと鼻を鳴らされた。
 思わず噴き出したら、その口をなんでか塞がれた。

「……って、なんでそうなんだよっ!!」
「笑ったお前が悪い」

 ふんとまた鼻を鳴らしたデュークは、さっきとは違い随分と満足げでなぜか悔しくなった。