現代パラレル

個人的にR15ですが
内容的に安全圏R18

なので

17歳以上対象(それ未満の人も自己責任で可

 

でどうでしょうっ!!←
そんな話

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性的表現有り
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社会人おっさんの休日
一緒にお出かけ

 

自己責任で閲覧してください

 

 

 

 

おけですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

**無意識ほどタチの悪いものはない

 

「……」

 現在、電車に揺られて移動中。
 ユーリは未だかつて無い出来事にどうすればいいのかと困惑していた。
 七人掛けの座席に並んで座っているのだが、隣のおっさんが寝始めたのだ。
 それはよくあることだ。
 見ず知らずの奴(このおっさんことレイヴンとは知り合いだが)が寄りかかってくるのもよくあること。
 しかし、だ。

「……っ」

 寝こけて寄りかかってくる肘が、腰骨の上に当たっている。
 それがどうしたと言われそうだが、その、絶妙な体重の掛かり方とピンポイントな場所が悪すぎた。
 じわじわと、そこが痺れる。
 ただの痺れじゃなく、仄かな快感をともなった甘い痺れだ。
 ――こんなところに性感帯があるなんて知らなかった。
 知りたくもなかったけれどとユーリは心の中で悪態吐いた。
 しかしせっかくの休日。
 電車の中くらい寝てろよと残業ばかりのおっさんに言ったのは自分。
 爆睡中のレイヴンを叩き起こすのも悪い。

「……、……っ」

 それに、声が出るほどのものでもない。
 絶対に出ないと言いきれるほどに僅かな感覚。
 何故か口許を覆いたくなるけれど、喉奥で声になら無い音がぐるぐるとしているだけだからだいじょ、

「……ぅっ!」

 ガタンと車両が揺れると同時にレイヴンの体がさらに傾き、肘が腹を突いた。
 ぞくりと身体が不覚にも震え、身を捩るとレイヴンがビクリと一瞬震え、反射的に体勢を立て直した。
 同時に離れる肘。
 ユーリがそれに安堵の息を吐くのも束の間、再びレイヴンの体が傾き始めた。
 まだ、じわりと疼くそこにゆっくりと体重が掛かる。

「……」

 意識があってやってるなら立派なセクハラだ。
 殴って止めさせる。
 しかし、相手は無意識。自覚無し。
 ここで殴って起こしても変に勘ぐられたらお仕舞いだ。というか自分が恥ずかしい。
 こんな、無意識の行動とも言えないものに感じている自分を認めるようなものだ。
 実際に感じていることは事実だが、プライドが邪魔をした。

「……、っ」

 じわじわと広がる甘い痺れは、意識的に焦らしているかのように酷くゆっくりと侵食していく。

「…………」

 一点で、体の傾きが止まった。
 じりじりとするそこに与えられる快感に、焦れる。
 もう少し、体重が掛かって、肘が横っ腹を抉るように動けば先の……。
 いやいやいや、なにを考えてるんだ自分は。
 止めて欲しいのであって、求めているわけではない。
 そうだ、いったいなにを考えてとユーリが気をとり直したところで、

「……ふ、ぅっ……」

 くっ、と腹を突かれて背筋が震えた。
 先よりも強い快感。
 その刺激に思わずレイヴンの方へ自らの捻り寄り、新たな快感を求めた。

「……っ……、っ!」

 思っていたより、ヨすぎた。
 ビクンと自分の身体が跳ねた後になってナニをしているんだ自分!とユーリは己を叱咤した。

「……、あれ?」

 レイヴンがぼんやりと目を開けた。
 ユーリが身体を動かしたため気がついたのだろう。

「あ、ごめんね青年。寄り掛かってた?」
「……」
「すまんねぇー」

 しかしまだぽやぽやとまだ半分以上夢の中であろうレイヴン。
 よいしょと居ずまいを正して再び目を閉じると、間もなく規則正しい寝息をたて始めた。

「……信じらんねぇー……」

 なにがかと言えば大変正直者の自身が、だ。
 荷物を抱えて持っておいて良かったと、ユーリは小さく息を吐いた。
 目的地までに熱が鎮まるようにと、ユーリは肩越しに伝わる熱原を極力意識しないように窓の外へ意識を持っていった。