付き合ってる二人
**より深く愛を交わす
その時を待っていたかのようにゆっくりと瞼が閉じられる。
縁取られた睫毛がか細く震えるのを見てどうしようもなく愛しさが込み上げてきた。
薄く開いた唇は無理に開けようとはせずに、何度も触れるだけのキスをする。
やがて焦れたのかなんなのか、それは本人しか知る由もないが、恐る恐るといったように舌を差し出す。
その舌に優しく触れてやるとぴくりと小さく跳ねてそれを引き込める。
またも閉じられた唇に先と同じ様に触れて誘う。
揺れる宵闇色が薄く開くのとほぼ同時に現れた舌先にできる限り優しく触れれば、ゆっくりと自ら絡めるように動き出す。
後はその日の気分によってだが、やることは何一つ変わらない。