エス→ユリ ジュディ→ユリ リタ→ユリ 


片恋フェスティバル!!!!!
←しかし分かりにくい





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「どうしてユーリはとっても綺麗なんです?」
「と言われてもな……」

 そんなことを言われつつ、目を細目ながら見つめられても嬉しくもなんともない。

「なにか特別な美容方でも?」

 してるわけがない。
 まぁ、そう子供の夢(そう幾つも離れてないが)を壊すのもなと思い、苦し紛れにありきたりな理由を伝えた。

「……エステル、あれだ。きっとそれは恋の力だ」
「恋?」

 きょとんと目を丸くしたエステルに、できる限りそれっぽく神妙に続ける。

「そうそう、だからお前も早くいい奴見つけてだなぁ……」

 これ以上言うのは不味いかなと思い言葉を止めたら、

「なら私、ユーリと『恋』したいです」

 とんでもない事を言われた。




「それで猛烈なアタックを受けてたの?」
「ジュディ、笑い事じゃねぇよ」
「あらごめんなさい」

 くすくすとまだ笑うジュディにため息を一つ吐くと、でもねと諭された。

「あなたも悪いわよ。あの子にそんなこと言うんですもの」

 あの子はまだ夢見る女の子なのよと言われても、困るものは困る。

「それより、私もあなたに聞きたいのだけれども……」
「ん?なんだ」

 ジュディの目が一瞬、獲物を捕らえる瞬間の鷹のように、鋭く光ったよう見えたのは気のせいだと信じたい。

「あなたの恋のお相手が気になるわ」




 どうにかこうにか、誤解が解けたのかわからないまま逃げてきた先にいた人物には、なんの前触れもなくファイヤーボールが当てられそうになった。
 今日は厄日か。

「うおっと」
「避けるなーっ!」
「お前はオレを殺す気かっ」
「違うわよっ!」

 魔術を使ったら右に出る者のいないリタには、是非とも違いを教えて欲しいところだ。

「あーもーっ!いいから黒焦げになんなさいよっ!!」
「一体なんなんだよ」

 オレがなにか悪いことをしたとでも言うのか。
 今日はまだなにもしてないはずだ。

「だって……アンタが……っ」
「オレが?」
「とととととにかくっ!」

 リタの足下に、魔方陣が浮き光る。

「ちょっ!」
「アンタの顔が変形すりゃいいのよぉぉぉおおおおっ!!」




 命からがら逃げてきたオレに、カロルはコップ一杯の水をくれた。
 いつの間にこんないい男になったんだお前は。

「サンキュ、カロル」
「これくらいお安いご用だよ」
「しっかしなんなんだアイツらは……」
「え、ユーリわかんないの?」

 今までの一連のやり取りには、まるで関連性なんてもの見えない。
 別個に考えたとしても、なんで奴等が鬼のような形相(は言い過ぎだが)で追いかけてくるのかわからない。

「なんだよ、カロル先生にはわかるのか?」
「わかるっていうか、わかっちゃうっていうか……」

 当事者はやっぱりわからないものなの?そうなの?
 ブツブツと呟くカロルに、わけがわからずただひたすら首を捻った。