**お似合い



「あ、ねぇ青年」
「なんだ?」

 レイヴンは振り向いたユーリの頭に触れた。

「?」

 なんなんだと目で訴えたユーリにレイヴンは笑った。

「やっぱり似合うわね」
「だから、なんなんだよ」

 眉を寄せたユーリにも笑顔で応えた。

「もう一個つける?」
「だから、な……に?」

 目の前に出されたのは花。

「……」
「うん、超似合ってるわよ青年」

 思わず硬直して何も言えなくなったユーリに構わず、もう一輪髪に差したレイヴンは、この後鬼に追いかけられたという。

 

 

 

 

 

 

 

 

実は鬼会いと鬼追いともかけてるつもり