**優しさだけは感じてます 「……気持ちわりぃ」 腹の中ががぐるりと反転するような、食道が捻れるような、酷い不快感が気持ち悪い。 経緯はこの際もうどうでもいいがとにかく気持ち悪い。 何も考えたくない。 「とりあえず、寝ていたほうがいい」 横になったオレの額に張り付く髪を払い除ける手がヒヤリとしていて、思わず掴んだ。 「どうした」 「……」 無言のまま目を閉じ、その手を額に押し付けていたら、ふっと微かに笑われた。