1

**お城で初めてエステリーゼと会ったあと

 

「……」

「どうした?俺の頭になんかついてんのか?」

「いっ、いえ。すみません……。本当に話に聞いていた通りだと思って……」

「ああ。フレンから俺の事聞いたことあるって言ってたな」

「はい。すっごく美人で色白で、一見華奢な体つきだけれども背は高く、体つきは意外にしっかりして、流れるような美しい剣捌きで敵を倒す。そして天使の輪が浮かぶ長い綺麗な黒髪。それから……」

「ストーップ。ちょいまった。それ、フレンが言ったのか?」

「?ええ。いつもそうやってお話してくれましたよ」

「アイツはなに変なこと人に言ってんだよ……」

「私、あなたがお話に聞いていた通りの人でびっくりしました。会えて嬉しいです」

「……あぁ、そぅ……」

 

 

 

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2

クオイの森までの道中
いったん休憩入りました

 

**エステルと本

 

「エステル」

「……」

「また聞いてないなこりゃ」

「……」

「さて、どうすっかなぁ……」

「……ぇ?あれ?ユーリ、どうかしましたか?」

「いや、別に?エステルはほんとに本が好きだなと思っただけだ」

「そうですね。本は好きです。色々な事柄や考え、世界の知識がこの一冊一冊にあると思うだけでドキドキします」

「ふーん?……俺はどちらかと言えば実際に動く方が好きだけどな」

「実際に……動く。……確かに言葉と現実は全然違いますから実際に触れた方が実感できますね。……でも」

「なんだ?」

「私は……。……、そうですね……今は、すごく歩き疲れてます」

「ははっ。確かにお嬢さんにいきなりはキツイ距離だったな。もう少し休むか」

「……お願いします」

 

 

 

 

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3

カロルが仲間になって

一度もフレンに勝ったことがないというユーリの話を聞いて

エステルは一言しか喋ってない……

 

**フレンの趣味

 

「ユーリが勝ったことないって、そうとう強いんだろうねそのフレンって人」

「あー、でもお前が思ってるほど強くはないと思うぜ。まぁ、暫く見てない間にまた強くなってるだろうけどな」

「えー。じゃあなんでユーリは負けたの?」

「……大抵勝負してた時は賭けしてたんだよ」

「それが?」

「負けた方が好条件だったんだ」

「……なにそれ」

「おかしな話だけどな」

「うん。すごくおかしいよ」

「まぁわざと負けた訳でもないけど、フレンみたいに鬼気迫ってはなかったな」

「鬼気迫る?」

「なぜです?」

「いや、なんでもない

(一応友人として、あいつの趣味は伏せといてやった方がいいよな)」

 

 

 

 

 

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4

リタが仲間になって少し
まだ疑い中
四人

 

**読めないエステル

 

「リタ!好きな食べ物はなんです?嫌いなものは?あっ、誕生日はいつです?」

「……」

「エステル。それじゃぁこの泥棒が喋る暇がないだろ?なぁ泥棒さん」

「……だから、あたしは泥棒じゃないっつの」

「ごめんなさいリタ……。つい嬉しくて……」

「……べつに。で、なに?好きな食べ物?」

「はい!!あと好きな色とか……」

「そんくらい素直に白状してくんないのかねぇ」

「うるさいわよ。不法侵入者」

「先に不法行為したのはどっちかねぇ」

「ふんっ。違うって言ってるでしょ」

「ああ。口ではな」

「……この空気……、僕には耐えられないけど……エステルは……?」

「? 今日は気持ちいい風が吹いていて心地好いと思いますけど……」

「エステルって、読むのは好きでも得意じゃないんだね……」

「んー?」

 

 

 

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5

まだ本編だけじゃ今のところわからないけど
下町でたぶんユーリとフレンはかなりちまっこい昔から友達でなにかとつるんでたんだろうな
という妄想から

二人は16歳かな?
とにかく騎士になる前のはなし
でも騎士になったのが何歳かわからない←
とにかく騎士になる前のはなし←大事なことなので二回言いました

 

**噛み合わない

 

「ユーリ白状するよ」

「ん、なんだよ改めて」

「僕……君の事を初めて会ったときに、女の子だと思ったんだ」

「……なんで?」

「髪だって、肩口まで伸びてたし、可愛かったから」

「いや、あの年代の子供の殆どは可愛いに入るだろ」

「男の子っぽい遊びが好きな変わった子なんだなって思っていたんだ。……騎士に言われるまで」

「っておい、……それって……」

「……ごめん」

「ついこの間じゃねぇか!!!!」

「知ってしまった以上、謝らないといけないと思ったんだ。本当に、すまない」

「……だから時々会話が噛み合わなかったのか」

「でも」

「ん?」

「君が男だって分かっても僕の愛は変わらない。信じてくれ」

「ぇ、あ、ああ?」

「だから僕は決めたよ。騎士になってこの国を変えて見せる!!」

「は?なんで……というかその前に愛ってなんだ。こういう場合友情とかじゃないのか?」

「うん。そうだね、愛情ともいえるね」

「(そうだねって言うと……愛情って聴こえたのは俺の聞き間違いか?)」

「だから、ユーリ。一緒にこの国を変えないか」

「この国を変える……ねぇ。……いいかもしんないな(だからの意味はわかんねぇけど)」

「今の僕たちには出来ることが限られている」

「騎士様になりゃ、少しはなにかを変えられるかもな」

「ああ」

「少し、頑張ってみるか」

「ユーリ!!君ならそう言ってくれると信じてた!!二人で幸せになろうねっ!!」

「……なんか、まだ話が噛み合ってない気がする……な」

 

 

 

 

 

 

 

 

   

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